手話技能検定

手話で伝える女性

手話技能検定とは

手話技能検定は手話に関わる民間資格の一つです。「手話という言語」の技能を確認するための客観的な指標として設けられている検定です。お馴染みの「英検」「日本語検定」の手話版と言い換えればわかりやすいかもしれません。通訳技能を見る目的ではなく、手話サークルや学習で手話を学んだ人の、手話レベルを認定する目的で利用されています。

主催はNPO法人手話技能検定協会で、よく似た試験に「全国手話検定試験」というものもありますが、こちらとは主催が異なります。また、手話通訳士とは資格の主催団体が異なるため、手話通訳検定を取得したことで手話通訳士試験に免除等は受けられません。しかし、手話通訳士に合格できるレベルの手話の実力があるかどうかをはかる目的で利用するのには有益な検定となっています。

資格を取得するメリット

手話通訳士の受験準備に役立つ

手話技能検定は手話通訳士とは異なる団体の主催する民間資格ですが、自分の手話の実力を客観的に計ることについては非常に有益な資格となっています。直接的に実技免除はできないものの、確かな手話の実力を確認して手話通訳士試験の対策とすることができます。

ボランティア手話通訳に役立つ

自治体によっては、中途失聴者や聴覚障害者の地域活動や生活支援のために自治体独自の手話通訳ボランティア登録制度などを設けているところもあります。その際に、一定以上の手話技能検定合格者を登録条件としているところが多く見られます。

自治体によっては、拘束時間に応じた謝金を設けている場合もあるので、趣味と実益を兼ねたボランティア活動が行えます。

教育、医療現場での活用も

電子機器の発達によって、以前よりも聴覚障害者とのコミュニケーションが取りやすくなったことに加え、障害者自立支援の機運が高まったことにより聴覚障害者(児)の社会参画が急速に進められています。教育現場でもインテグレーションが進み、聴覚障害を持つ児童や保護者が通常級に在籍することも出てきていて、各教育機関にも聴覚障害を含む障害者の「学ぶ権利」を守るための努力が求められる時代になっています。

就労面でも聴覚障害者の資格取得に関する欠格事由が緩和されて、聴覚障害者と共働、協力する場面は今後増加していくと思われます。そんな中、手話技能検定を持っていることで、より円滑なコミュニケーションが図れるようになる期待ができます。

問い合わせ先

手話技能検定協会
http://www.shuwaken.org/

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