視覚障害者生活訓練等指導員(歩行訓練士)

運動指導をする介護職

視覚障害者生活訓練等指導員とは

視覚障害者生活訓練等指導員とは、視覚障害者の日常生活に関わる訓練を専任的に行う指導員資格です。「歩行訓練士」とも呼ばれています。

視覚障害者の自立支援を目的に、下記の3分野に関わる訓練実務を担当するリハビリテーション業務を行います。

  • 歩行
  • コミュニケーション(点字・音声パソコン)
  • 日常生活(家事技能、身辺管理など)

視覚障害の状況は先天性のものに限らず、中途失明者も含まれます。

民間資格なのですが、

歴史は古く、国立障碍者リハビリテーションセンター学院と厚生労働省の委託を受けた社会福祉法人日本ライトハウスが養成課程を1972年に設立し、視覚障害リハビリいて—ション協会を含め3団体が共同して認定試験を行っています。視覚障害者の生活全般にわたるサポートを行うため、資格取得までの期間は長い特長があります。

資格を取得するメリット

視覚障害者支援のスペシャリストになれる

視覚障害者生活訓練等指導員の資格は、視覚障害者の生活全般に関わる適応訓練の実務を担当する人と言っても良いでしょう。以前の呼称である「歩行訓練士」からは、視覚障害者の歩行だけに限定されるイメージがありますが、実際の業務は視覚障害が生活に及ぼす困難の全てに関して支援を行うことになります。

資格そのものの信頼性が高い

視覚障害者生活訓練等指導員は40年以上の歴史を持つ資格で、視覚障害者職業訓練施設や社会福祉法人などの団体で、多くの資格取得者が支援業務に当たっています。訓練内容が非常に充実しており、広く視覚障害者の生活支援に必要な内容を網羅しています。

多くの有資格者が、視覚障害者に対して非常に有益なサポートを行っている実績が確立しています。そのため、視覚障害に関するスペシャリスト資格として高い信頼性があります。

資格をとるには

民間資格ですが、養成期間が2年と長く、かなり徹底した訓練を必要とするところが特徴です。

受験資格も比較的敷居が高めで、

①四年制大学卒業以上、または卒業見込みの者
②短大、専門学校を卒業してのち、視覚障碍者リハビリテーション関連施設で2年以上の実務経験を積んだもの

となっています。

養成訓練は、各年次ごとに前後期制を取っており、1年次はリハビリテーション施設の見学などを含む視覚障害者訓練に必要な理論、2年次が実習中心の講習をおこなう形が採られています。1年次では前期にリハビリテーションの基礎と歩行訓練を集中的に学び、後期に入ると生活やスポーツなどの応用的な実務へと移っていきます。2年次はこれらを実際の施設で実習していくことになります。

費用は、1年次がおよそ30万程度、2年が28万程度とされています。

問い合わせ

社会福祉法人日本ライトハウス
HP:http://www.lighthouse.or.jp

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