行動援護従業者

公園にいる行動援護従業者と患者の男性

行動援護従事者とは

行動援護従業員は、ガイドヘルパー職の1種です。ガイドヘルパーとは、障害や加齢による筋力や関節などの衰弱による運動機能の低下等が原因となって、単独での外出・行動が困難になっている人の介助を行う介護資格の総称で、障害の種類などによりいくつかの認定資格に分かれています。

行動援護従業者は、特に知的障害や精神障害に関する援護に特化した行動介助を業務とするもので、介護・福祉・医療関連の専門資格をもち、行動援護従業者養成研修(知的障がい・精神障がい) を修了することで得られます。

行動援護従業者研修を修了は、知的ないしは精神障害により、行動上著しい困難を有する常時介護を必要とする児童・または成人が、行動する際に生じる恐れがある危険の回避を目的とした援護や、外出の際の異動介護などを行うことができる資格で、知的障害者、精神障害者の施設外移動や、福祉就労に伴う通勤・通所、または通院などの際の移動介助等を行うことができます。

資格を取得するメリット

障害者の授産施設や就労支援施設など福祉就労の仕事に就ける

旧来の給付型支援から、障害者の自立支援へと移行しつつある現代、障害者の就労に関する制度が次々と新設され、軽度の障害を持ちながら一般企業の設置した特例子会社や、福祉就労、授産施設、障害者就労支援施設で働く障害者は年々増加の傾向にあります。

そうした中、勤務先への移動や、仕事を行う上でのこまごました行動の援助を行うことができる行動援護従業員は、障害者就労を円滑に進めることに非常に有益な業務となります。

プラスアルファの資格を取ることでキャリアアップにも

受験資格が介護系の所定の資格を有することになっており、既に介護・福祉現場で働いている人にはキャリアアップ、スキルアップのために取得するのに適した資格といえます。また、介護系の職場から障害者施設への転職を目指す場合にも、資格取得しておくことで有利な条件ではたらきやすくなります。

資格をとるには

行動援護従業者の資格は「行動援護従業者養成研修」を修了することで取得できます。受講資格は、基礎となる介護系の資格を有していること、となっており、介護福祉士、訪問介護員1・2・3級(介護職員初任者研修)修了者及び修了予定者が対象になります。

講義は各都道府県で開設され、開催時期はそれぞれの自治体により異なります。公的なコースよりは民間スクールに委託して開設されているものが多い傾向です。講義は全課程20時間で、所要日数は平均3〜5日程度です。集中講義で短期取得も可能です。

一度取得すれば、全国区で利用できる資格となります。ただし、知名度が今一つであることから、地方都市では公的講習の開催がなく、スクールも都内などの大都市へ出向いて受講せざるを得ない現状もあるようです。とはいえ、今後ニーズの伸びてくる分野ですから障害者の自立支援や行動援護事業に関心がある人は、一度調べてみると良いでしょう。

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