福祉用具プランナー

福祉用具プランナーの若い女性

福祉用具プランナーとは

福祉用具プランナーは、福祉用具のスペシャリスト資格のひとつです。高齢者や障害者が福祉用具を選び、また使用する際に、使用者に対して適切な福祉用具を選択できるように支援して、使用方法を指導することを業務としています。また、福祉用具プランの作成、福祉用具適応後のモニター評価、苦情や相談窓口の応対業務も行います。

福祉用具専門相談員と似ていますが、実質的にはこちらが上位資格となります。研修内容も福祉用具専門相談員とはかなり内容が異なります。

資格取得のための研修を受講する要件に、福祉用具専門相談員の有資格者か、その他の資格と2年の実務経験が必須となっており、こちらの方が福祉用具専門相談員よりも資格取得のハードルは高くなります。福祉用具プランナーの研修修了者は、介護職員初任研修相当の研修を修了した者と見なされます。

更に5年以上の実務経験を積むと、介護支援専門員実務研修受講試験の受験資格を得ることができる場合もあります。

資格を取得するメリット

福祉用具に関わるより高度な業務が行える

福祉用具プランナーは、福祉用具専門相談員の上位資格と位置付けられており、福祉用具専門相談員の有資格者のステップアップを証明する資格です。有資格者は、より高度で専門性の高い、福祉用具に関わる相談、指導、評価業務やプラン作成が行えるようになります。研修内容も福祉用具専門相談員よりも、充実度が高いため、介護業務に関する知識や基本的な考え方が身につきます。

福祉用具は目の悪い人のメガネのような役割を果たすもので、合わないということは生活の質(QOL)を低下させてしまいます。福祉用具プランナーは、こうした問題の現実的な解決を図ることで、介護の質を向上させることもできます。

eラーニング受講で取りやすい資格

介護関連資格では、通信教育課程があってもスクーリングを必須とするものや、通信教育では受講できない資格が多くあります。そんな中、福祉用具プランナーはカリキュラムのうち48時間をeラーニングによる受講ができる珍しい資格です。

受講の対象となる人の多くが、現職として福祉や介護、あるいは建築部門で働いている人になることを考えると、在宅やスキマ時間を利用して学習ができるeラーニングは非常に合理的で、学びやすい資格といえます。

資格をとるには

公益財団法人テクノエイド協会の実施する研修を修了することで修了証を取得できます。福祉用具専門相談員の資格を有し、2年以上の実務経験があることが前提で、更に受講資格として、つぎのいずれかの条件に当てはまる必要があります。

【1】「指定居宅サービス等の人員、設備運営に関する基準」(平成11.3.31)第194条に定められた、厚生労働大臣指定の講習会の修了者、または都道府県知事が前述と同程度以上の講習を受講したと認める者
【2】指定福祉用具貸与又は販売にあたる福祉用具専門相談員として業務に当たっている、保健師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、義肢装具士
【3】その他福祉用具関連業務の実務経験2年以上の介護支援専門員、建築士
【4】2,3以外で福祉用具関連業務の実務経験2年以上であり、特に研修の有効性が認められる者

受講資格は厳しいのですが、研修は半分を在宅で受けられるため、通学負担は軽減されています。研修は、7日間52.5時間の集合研修と、48時間のeラーニングによる研修が行われます。各課程修了ごとに試験があります。

問い合わせ先

公益財団法人テクノエイド協会
〒162-0823
東京都新宿区神楽河岸1番1号 セントラルプラザ4階
http://www.techno-aids.or.jp/

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