福祉事務管理

福祉事務管理の女性

福祉事務管理とは

日本医療秘書学会が平成13年に創設した、介護保険制度と介護報酬請求事務に関する能力に関する民間資格です。正式名称は、「福祉事務管理技能検定試験」といい、医療事務分野の中でも、特に介護保険と介護報酬請求事務についてのエキスパート資格と言えるでしょう。平成13年に創設された、比較的新しい資格です。3級と2級に分かれており、2級の方がやや、複雑な内容に対応できる能力が求められます。

医療秘書関連学科、福祉関連技能職養成学科の学生さんや、既に医療機関や福祉関連施設で実務に就いている人に、特にメリットの大きい資格となっています。受検対象者は挙げられているものの、受験資格は特にないので、一般からの受験も可能です。

2012年4月で診療報酬と介護報酬の改定があり、医療と福祉、介護との連携が今まで以上に緊密になってきている社会的な背景もあり、今後、介護や医療現場でますますニーズが高まっていく資格として注目されています。

資格を取得するメリット

介護サービス現場でのスキルと賃金アップにつながる

要介護者の増加に伴い、介護関連の資格や医療資格は随時実情に合わせた、新設・改正が行われています。その結果、介護と医療の連携は年々深くなっており、診療報酬と介護報酬の両方について、十分な知識と経験、スキルを持つ人材は今後ますます、求人が増えていくことが予想されます。

要介護者は今後増加の一途となることが予測されていますから、今後ますます、人材確保のニーズは高まっていくことになるでしょう。そんな中、医療・介護両方の現場で、福祉事務管理の資格があることが職場でのスキルアップや、賃金アップにつながる期待が持てます。

医療事務から介護関連への転職に有利

現在、医療事務の仕事に就いていて、今後、介護関連の職場での事務担当を希望する場合、転職に非常に有利になることが予想されます。福祉事務管理の資格を取得することで、介護関連施設の事務職への転職がしやすくなることが考えられます。福祉事務管理の資格を持っていることは、介護事務の現場では大きなアピールポイントとなります。

資格をとるには

医療秘書関連学科及び福祉関連技能職養成学科の学生さんや現在、医療機関及び福祉関係施設で働いている実務経験者を対象としていますが、一般からの受験もできます。一般からの受験は3級からに限られ、受験料が異なります。

試験は年2回、6月と12月に実施されています。それぞれ、願書受付が4〜5月中旬、9〜10月中旬となっており、提出の期日については毎年、日本医療秘書学会の公式ホームページなどで案内されます。

試験は学科試験(3分野)のみで、3つの領域のうち、各領域とも60%以上の正答で、かつ、合計得点数が180点以上(1領域あたり60点×3)が合格ラインです。設問は多肢選択方式で、試験には電卓の持ち込みが許可されています。

出題の内容は広く、社会保障制度、福祉六法の知識及びその応用、高齢者福祉、児童福祉、障害に関わる基本知識、高齢者、障害者の医学と心理、介護技術ならびに介護保険制度、食わて、実務的な内容として介護給付費明細書の作成などとなっています。

受験料は、2級が3800円、3級が2800円(一般からの受験は3500円)となっています。合格率は2級で55%、3級で70〜75%で推移しています。2級の方が難易度が高いと考えてよいでしょう。

問い合わせ先

一般社団法人 医療秘書教育全国協議会
〒134-0084 東京都江戸川区東葛西6-7-5滋慶ビル2F
TEL:03-5675-7077 
HP:http://www.medical-secretary.jp/hukushi/

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