サービス介助士(ケアフィッター)

サービス介助士と車椅子に乗る男性

サービス介助士(ケアフィッター)とは

サービス介助士とは、障害や加齢に伴う心身の運動の力が低下している高齢者の日常生活において、「おもてなしの心」と「適切で正しい介助技術」によって、日々の生活の手助けを行う

業務を担当する資格です。日本ケアフィット共育機構が授与する認定資格です。

車椅子生活を送っている人や視覚障害者の方々に対して、案内や、ちょっとした段差のある場所での移動介助、レストランなどの外食産業分野での食事介助、などの業務を行います。空港や駅構内などの交通機関、デパートや飲食店、銀行、宿泊施設など、様々な場所で活躍の場面がある資格です。

日本国内における都市環境、建物内部のバリアフリー化が整備されてきているものの、障害を持つ人にとって、初めての場所や不慣れな環境、障害故に困難が生じやすい状況を完全になくすことはできません。そこで、このような場合に障害のある人や高齢者の困難を手助けすることによって、より、過ごしやすく、暮らしやすくすることができます。障害や加齢によって起こる不便から起こりやすい心情的辛さも軽減されて、快適に過ごすことができます。

資格を取得するメリット

サービス業と介護の両面で活躍できる

サービス介助士は、介護関関連職として障害者や高齢者のサポートを行う面と、サービス業に携わるプロフェッショナルとしての両面から業務に当たることができます。障害者のニーズを深く知ることで、より適切で高品質なサービスの提供が可能になり、障害者の社会参加が容易になる手助けを行うことができます。

通信教育などでも受講ができる

サービス介助士の資格は、通信教育課程が充実していて、働きながら受講する人が増えている資格です。最近では注目度が高く、大学の福祉・介護関連の学科でも資格取得ができる講義が取り入れられています。2016年3月1日現在、127,944人が資格を取得しており、通信課程では働きながら平均4か月程度で資格を取る人が多く、今後、ニーズが増加していくことが予想されます。

広い分野で就職に有利

東京オリンピックなどのビッグイベントの影響もあり、「おもてなしの心」は全国的に注目されているキーワードです。更に、障害者の社会参画が活発化していることから、「済みよい社会づくり」の実現のため、サービス介助士に対するニーズは様々な業界に広がっています。近年、運輸業、小売業、観光業、レジャー産業、外食産業などサービス業を中心とした企業で、サービス介助士が多数育成されています。資格を持つことで、これらの職場における賃金アップも期待できます。

資格をとるには

サービス介助士は、以前はサービス介助士3級、準2級、2級という呼称で呼ばれていたものが、近年資格制度の見直しによって、以下のように名称が変更されました。

サービス介助士2級 ⇒サービス介助士
サービス介助士準2級 ⇒准サービス介助士
サービス介助士3級 ⇒サービス介助士ジュニア

2015年を移行期間として、順次、新しい名称へと変更されていくことになっています。「ケアフィッター」の呼称は正式名称ではなく、サービス介助士の総称として扱われています。更に、2時間の受講でサービス介助士の基礎知識が得られる「サービス介助者基礎検定」も新設されて、受講後の検定試験により認定証を取得することができるようになりました。

各級ごとの、サービス介助士検定取得受講は大学や専門学校でのほか、通信教育が非常に充実しています。2日間程度の実技教習を含めて、大部分をテキストとDVD教材で受講することができるため、働きながら受講するのにも適しています。費用は2万円強〜4万円前後程度で、極端に高額ではありません。受講完了までの期間が定められている点がネックではありますが、多くの受講者が働きながら4か月程度で資格取得に成功しているという点から、比較的難易度は低めで取りやすい資格といえるでしょう。

問い合わせ先

公益財団法人 日本ケアフィット共育機構
https://www.carefit.org/carefit/

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